コンサルタントって輝いて見えますよね
「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」という本を読みました。
マッキンゼー、デトロイト、アクセンチュア…なんかすごいことしてくれそうですよね。コンサルタントと一括にするのは間違っていると思いますが、多くのコンサルタントは熱意と向上心をもって必死に努力されていると思いますので、その点はリスペクトしています。それが良い結果を社会にもたらしているかを別としても。
この本はとても読みやすく、数時間で読めました。難しい話、深い話は出てきませんし、筆者も書いている通り、当たり前のことが書かれています。しかしながら、日々の精進を継続してきた人間が当たり前のことを言うのは説得力があり、安心感がありますよね。
コンサルタントはあくまで補助
会社は社会の幸福にどう貢献できるかを追求すべき
リーダーに必要なのは成功への情熱
仕事はコミュニケーション
報酬だけでは満足できない
等々、わかっているけど難しい。
言葉や数字にするのが難しいので、偉そうな人が作った理論に当てはめようとする。
責任回避のためにコンサルタントを利用する。
そんなのは間違っているよねという内容だと思います。
タイトルは過激ですが、文体はマイルドで筆者の人柄が出ている気がします。
読んで良かったです。
ただ、コンサルタント出身の方の本は、本人の自信がにじみ出ているので、(一流のコンサルタントには必要なのでしょう)私はちょっと苦手です。連続で読まないようにしてます。